冬期西穂高 Day2


二日目

前日買っておいたパンと沸かしたお湯で作ったスープで簡単な朝食を取り、
ヘッドランプを付けて早朝五時出発。

冬の登山の核心は天候だと思う。
今日の天気予報は快晴。そして無風。
否が応でも期待は高まる。






独標手前で、朝日が前穂から顔を出す。



立ちはだかるピラミッドピーク 。
今日はこの先へ。


 笠ヶ岳はまだまだ厳冬期の装い



雪山では過去経験したことがない急な傾斜。アイゼンとピッケルを駆使


後方にはザイルで繋がれたガイド登山者


ピラミッドピークを無事通過。
振り返ると乗鞍岳。
ああ。
言葉が出ない。


厳しくも美しい稜線を越えてきた。


この景色を背負って最後の登攀。
本峰手前の雪壁が一番難しかった。

そして本願達成。
感動。


白山がはっきり見える。


槍ヶ岳も見える。



奥穂へと続く道 。
この先にはジャンダルム。
いつか行けるのだろうか。


Kも感慨深げ。


ただただ天気に恵まれただけ。
それでも冬山経験の浅い僕等が、冬期の西穂を登れるなんて思いもしなかった。
満足。とにかく満足。
さあ、帰ろう。

お昼前にテントまで戻り、西穂高山荘名物らしいラーメンをいただく。
下山後はお気に入りの中崎山荘奥飛騨の湯で汗を流して帰宅。




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