村営頂上宿舎→鑓ヶ岳→天狗平→不帰キレット→唐松岳→唐松岳頂上山荘テント泊
三時半起床。
いつも通りパンと温かいミルクティで朝食を取り、テント撤収。
ヒンヤリとした空気の中、五時出発。
歩き始めてしばらくして振り返るとアアと声が漏れた。
金色の雲とシルエットの白馬岳。
素晴らしい一日の始まり。
ついに姿を現した悪魔城。
遠く雲の上に剱岳。
白馬三山である杓子岳と白馬鑓ケ岳。
下界は厚く雲海に覆われている。
大雪渓?
天空の回廊。
杓子岳を通過。
白馬鑓ケ岳の頂上。
360度パノラマ。
手前天狗の頭。右に立山剱岳。左奥に五竜、鹿島槍とこれから通過する不帰のキレット。最奥には槍ヶ岳も見える。
天狗山荘に到着。
水場あり。簡単な食事も出来ます。早くもお腹が減った自分はカレーうどんをいただく。1000円なり。
充分休憩を取った後、準備を整え不帰キレットへ。
天狗の大下り。
傾斜のきつい下りの始まり。
日が上がりガスも上がる 。
落石に備えヘルメット装着。
厳しい岩場が続く。
落ちたら即死の場所多数。精神的にきつい。
昨日行動した分と今日の早朝からの疲労も重なり、体力的にも追い打ちをかける。
多分ここの登りが核心部。 鎖と梯子の連続。
さすがのWさんもお疲れ。
なんとか無事でキレット越え完了。
大キレットよりはましだけど落ちたら死ぬのは同じ。決して舐めちゃいけない場所。
ガッスガスの中、やっとこさで唐松岳頂上へ。
時刻は午後を廻って14時。
頂上から下ってすぐの唐松岳山荘の狭いテント場はすでに埋まりつつあった。
なんとか狭い場所を見つけ設営。
狭いし、トイレや買い出しにいくたびに長い傾斜を登らなければいけないこのテント場に不満をもらしつつ、マルタイラーメンの夕食を取り、缶ビール三本飲んだ時点で眠気に負けて就寝。
明日はいよいよ最終日、五竜岳へ。
続き
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