奥穂高岳

2016/10.15,16 奥穂高岳 3190m 日本百名山



雑誌「山と渓谷」の読者が選ぶ私が好きな山2016 第一位北アルプス穂高岳。
その主峰、奥穂高へのチャレンジ。そしてまさかのスピンオフ。




今回のルートは定番の上高地から涸沢。
一泊してザイテングラードから奥穂高を目指します。
同行は中学の同級生HD。
雲一つない最高の天気に恵まれ、一年ぶりの涸沢に到着。
さすがに紅葉は終わっているものの、相変わらずの壮大な景色。


九月の雨続きのあの日々は一体なんだったのだろうと思わせるような最近のお天気。


涸沢ヒュッテ名物のおでんとビールでテンションUP。


 そんな平和な涸沢カールに劈くヘリコプターの音。
ザイテングラード脇で遭難者が救助されていました。


 満天の星と奥穂高。(よかったら画像をクリックしてみてください)


 満月に照らされた涸沢カール。


明日はあの上へ。


朝方の気温は零度くらいか。テントの外に出していたナルゲンの水がわずかに凍っていた。
四時起床、五時出発。今日も天気はバッチリ。


ザイテングラード手前で素晴らしいモルゲンロート。
今、この場所にいてこの景色を見ていること。
幸せな気持ちでいっぱいになった。


日は上がり、ザイテングラード取り付きへ。
まずは奥穂高山荘を目指す。


振り返れば常念岳。


奥穂高山荘に到着。
九月に三名もの方が亡くなったザイテングラードだが、丁寧に登れば決して難しく感じなかった。


山荘で休憩。
山荘で注文した飲み物と持参した行動食で、一度体を落ち着かせる。
甘いホットココアが最高に美味しい。オススメ。



最後の岩壁を登っているとジャンダルムが見えた。
こんなに近くで見るのは初めて。
胸が高鳴る。


そして無事登頂!


すぐ横には笠ヶ岳。


ジャンダルムの向こうには雲海と白山が。


槍ヶ岳と北穂高。右奥には後立山連峰。


奇麗な景色に嬉々として写真を撮りまくる僕等。
しかし最後に目線が落ち着くのは圧倒的な存在感でそこに立つ黒い物体。
全てのハイカーの憧れ?である、ジャンダルム。
その魔力に引き込まれる僕等だった。

続く


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